葛井寺藤井寺の駅のすぐ近くに葛井寺があります。藤井寺の地名の由来になったお寺です。 葛井寺は7世紀代に、百済から渡来した葛井氏の氏寺として建立されたと考えられています。 その後、聖武天皇の勅願により千手観世音菩薩を安置、行基が開眼法要を行ったとされ、これが葛井寺の創始とされているようです。 葛井寺に所蔵されている室町時代の「葛井寺参詣曼陀羅」によれば、当時は薬師寺式伽藍配置をとっていたと推定されているようです。 葛井寺は奈良時代から平安時代にかけて大いに栄えたそうです。 御本尊の千眼千手観音様は毎月18日に御開帳されてる秘仏です。 高さ1.4m大の手2本、中の手40本、小の手1001本、計1043本の手を持つ。十一面の顔に真数の1043臂千眼の観音菩薩であり、日本最古の千手観音であります。 千手にて迷える衆生を救うための大慈悲を示しておられます。 その美しさは人々を魅了し、現世利益の観音信仰を支えてきています。 実は私もまだ見たことがないのです、いつか18日に来たいと思います。 でも、その時は人がいっぱいで写真は撮れないと思うのです。 今日は人が少なくて良かった。 宗派が真言宗御室派なので、弘法大師様がいらっしゃるのですね。 葛井寺は、辛國神社のすぐ隣にあるのです。 せっかくなので、葛井寺に来られた方は辛國神社へ、辛國神社へ来られた方は葛井寺へお越しになることをお勧めします。 お得感満載です。(*^_^*) |